声を聞くと8割の子供が泣きやむ?神の声を持つ“おもちゃ声優”登場にヒロミ「いろんな神いるね~」

ヒロミが6月1日放送の『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』に、小泉孝太郎とともにMCとして出演。おもちゃ声優の指導の下、ハイテンションでおもちゃの声になりきった。

街行く人から、その人にとっての“神様”について話を聞くこの番組。中目黒で街頭インタビューに答えてくれたベビーシッターの女性にとっての神のような存在は、シッター先のお母さんである清水絢子さんだ。子ども用のおもちゃの声優をしており、絢子さんの声を聞くと8割の子供が泣き止むため、育児にかかわる人たちにとってはまさに神同然の存在なのだそうだ。

実際に絢子さんの声のおもちゃを使っている保育園で番組がウオッチングしたところ、泣いている子が次々と泣きやむ光景が。また泣いていない子も絢子さんの声で笑顔になったり、声のするおもちゃの周りに大集合したりと、どうやら“神声”のうわさは本当のようだ。

一体なぜ絢子さんの声を聞くと子供は泣きやみ、笑顔になるのか?おもちゃの制作担当で音楽による癒しを研究する、日比野音療研究所の代表・日比野則彦さんが絢子さんを起用した理由は、母音法のうまさだという。母音法とは「あいうえお」の母音をきちんと発音する発声法。ミュージカル俳優などが行う発声法でもある。たとえば「しかく」と発音する際に「しぃかぁくぅ」と、きちんと母音まで発音することで、おもちゃの小さいスピーカーを通してもはっきり聞こえる帯域の声になるという。母音法ができない人の発声と、絢子さんの発声を音の波形で比べてみると、その違いは一目瞭然だ。

おもちゃ声優の神である絢子さんがスタジオに登場。小泉がヒロミに「ヒロミさん、お子さんが小さい頃とかあったんですか?泣いた時これやれば大人しくなるかなとか」と、ヒロミの育児エピソードを求めると、ヒロミはおもむろに子供の目線にかがんで「うるさい!」と一喝。スタジオは大爆笑だった。

ヒロミが絢子さんに「たまにこの(おもちゃの)しゃべりが出ちゃう時ってない?」と、聞くと絢子さんは育児でイライラしてしまう時に“ハイテンション育児”をしていたことを明かした。「じゃあみんなでどこまで嫌になるかやってみよう!みんなで泣こう!」と、おもちゃの声を披露。これをすると子どもは「え…」と、とまどい泣きやむのだという。

「ちょっと息を止める感じで話す」という母音法のコツを絢子さんから教わった後、ヒロミが実際に腕を振ってテンションを上げながら母音法の発声に挑戦。普段のヒロミの声とは全く違う高い声にスタジオは大盛り上がり。小泉が「今日(松本)伊代さんビックリしますよ」と言うと、ヒロミは「これで帰ってみよ」と、冗談を言って場を沸かせた。

最後に、ヒロミと小泉のどちらがおもちゃ声優に向いているかを検証すべく、2人はおもちゃの声になりきった。絢子さんのお手本に続いて、2人は「きみといっしょにいるのだ~いすき!」というセリフにチャレンジ。全力でおもちゃの声になりきったヒロミに、小泉は「ヒロミさんのほうが合ってる」と言い、スタジオは再び大爆笑だった。

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写真提供:(C)日テレ

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