「サポート詐欺」で500万円被害 八幡平の50代男性

 岩手署(高橋淳署長)は3日、八幡平市の50代男性が「サポート詐欺」で500万円をだまし取られる被害があったと発表した。パソコンに表示された偽の警告画面に従い、送金手続きを進めてしまった。

 男性は4月中旬、自宅のパソコンでウェブサイトを閲覧中に警告音とともに「トロイの木馬に感染しました」などの文章が表れたため、表示された電話番号に電話をかけた。

 電話はいったん切れたが、間もなく男性のスマートフォンに非通知番号の着信があり「どうかしましたか?」と聞かれたため状況を説明。ウイルス除去のため相手の指示に従って作業を進めるうち、遠隔で操作されている状態となった。

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