靴に入れた小型カメラでスカート内を撮影などの罪に問われている元警察官の男の初公判 「30~40人に盗撮したと思う」男の供述も明らかに 広島地裁

小型カメラを靴の中に入れて女性のスカート内を撮影した罪などに問われている元警察官の男の初公判が広島地裁でありました。男は起訴内容を認めました。

性的姿態等撮影などの罪に問われているのは、広島県警呉警察署の地域課で勤務していた元巡査長の男(38)です。

起訴状などによりますと、男はことし4月、府中町の商業施設で、左足の靴の中に入れた小型カメラで女性のスカート内を10回にわたり撮影したとされます。また、3月に呉市のパチンコ店で同様に盗撮しようとして未遂に終わった罪などに問われています。

4日の初公判で、男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で、「被告は2月ごろから盗撮をしてはいけないという良心を、自身の性的欲求と、工作をうまくやれば、ばれるわけがないという自信でねじふせ、小型カメラなどを準備して盗撮することにした」などと指摘しました。また、吉屋被告が捜査の段階で「逮捕されるまでの間に30人から40人くらいの女性の下着を盗撮していると思う」と供述したことなどが明らかにされました。

次回の公判は、7月26日に開かれる予定です。

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