スズメバチに刺され男性死亡 労安法違反で書類送検【長野】

軽井沢町で去年、測量作業中の男性がスズメバチに刺され死亡し、小諸労働基準監督署は松本市の測量会社などを労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。

書類送検されたのは松本市の測量業の日研コンサルと佐久支店の50代の男性部長です。
小諸労働基準監督署によりますと去年9月、軽井沢町で60代のアルバイトの男性が測量の作業中にクロスズメバチに複数カ所刺されアナフィラキシーショックを発症。
病院に搬送されましたがその後、死亡しました。
会社などはハチ用の防護服など法律で規定されている適切な保護具を備えていなかった疑いが持たれています。
日研コンサルは取材に対し「重く受け止めていて、再発防止に取り組んでいきます」とコメントしています

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