県がインド・タルミナドゥ州にサポートデスク設置 関係強化へ

 愛媛県は経済交流の覚書を締結したインド南東部タミルナドゥ州のチェンナイ市内に、現地で事業展開を目指す県内企業をサポートする「愛媛県インドサポートデスク」を開設した。州政府との関係強化を最重要課題に挙げ、県と州の双方が利益を享受できる枠組みの提案・構築を目指す。

 同州は人口約7600万人で経済規模は南部最大。県は海外進出コンサルティングを手がけ、チェンナイ市に事務所があり現地事情に精通するサンウェル(横浜市)にサポートデスク業務を委託した。同社は州政府の日本向け窓口も担っており、同事務所内に5月27日、デスクを開設した。

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