「幸せを運ぶ」国の特別天然記念物コウノトリ2羽が岡山市に飛来 日本にはわずか362羽が生息

幸せの鳥についての話題です。岡山市で、国の特別天然記念物コウノトリ2羽が仲良くエサをついばむ姿が見られると、RSKに情報が寄せられました。

岡山市東区の休耕田にいたのは「幸せを運ぶ」とも言われるコウノトリ。大型の水鳥で、まっすぐに長くのびた黒いくちばしが特徴です。絶滅危惧種に指定されていて、日本にはわずか362羽が生息しています。足環から野外でふ化した1歳と4歳のオスのコウノトリと分かりました。この地区では、10年ほど前から、コウノトリが訪れるようになったと言います。

(近所に住む池太利文さん)
「毎年、毎年見るようになって、今年も来とるわなっと。来てくれるのはありがたいことですよ」

気に入った場所があると、移動する可能性もあるコウノトリですがもうしばらくは幸せの使者を見ることができそうです。

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