定額減税「頭がバクハツしそう!」仕組み複雑…6月給与を目前に駆け込みセミナー 富山・小矢部市

6月分の給与から始まる1人当たり4万円の「定額減税」。制度の仕組みがわかりやすく学べるセミナーがいま、人気を集めています。

富山県の小矢部市商工会が企画した「定額減税セミナー」。この日は募集人数を上回り応募があり、地元企業の経理担当者などが参加しました。

女性:「うーんわからないんです。税務署から資料届いたんですけど、読んでても3行読んだら頭がバクハツしそうだったんで…」

女性:「もっとわかりやすく何がしたいの、どうすればいいの、はっきり言ってほしいだけ」

「定額減税」は1人当たり所得税3万円、住民税1万円のあわせて4万円が差し引かれるもので、扶養家族の分も減税されます。

セミナーの講師を務めたのは、砺波市の税理士・中嶋昭夫さんです。

税理士 中嶋昭夫さん:「今月払う給与にかかる源泉分から定額減税を受けると、案外早いスピードでやらなくちゃいけない」

税理士の中嶋さんは、配偶者や扶養親族の情報を集め、正確にカウントすることが大事と参加者にアドバイスしていました。

税理士 中嶋昭夫さん:「まず一番最初にやらなきゃいけないのは対象となる方の確認。特に16歳未満の扶養親族も今回は対象になるのでそこらへんの確認も必要なのかなと。給与ソフトの更新が非常に遅かったので、そういった意味でも事務が混乱しているのかなと」

© 株式会社チューリップテレビ