JAL×住友商事、“空飛ぶクルマ”運航会社「Soracle」設立 国内の事業展開目指す

羽田空港 2024年3月30日撮影 JA01WJ エアバスA350-1041 日本航空

日本航空(JAL)と住友商事は2024年6月3日、“空飛ぶクルマ”と呼ばれるeVTOL(電動垂直離着陸機/Electric Vertical Take-Off and Landing aircraft)を日本で運航する「株式会社Soracle」を共同出資で設立しました。

“空飛ぶクルマ”は、従来の航空機と比較して駆動時の温室効果ガス排出量が少ない次世代エアモビリティ。滑走路が不要で離発着時の騒音が小さく、環境にやさしいことでも注目を集めています。

JALと住友商事は、2020年にエアモビリティ分野に関する業務提携を締結。eVTOLを用いた移動サービスの実現に取り組むとともに、2025年大阪・関西万博を社会実装に向けたマイルストーンと位置づける「空の移動革命社会実装大阪ラウンドテーブル」に参画するなど、事業展開に向けた準備を進めてきました。

今回設立した「Soracle」では、これまで両社が事業活動で得たノウハウを活かし、エアモビリティ事業の取り組みを加速。新たな空の移動価値の創造を目指します。

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