盛岡市に初めて整備される道の駅 市が石川啄木の短歌をイメージした施設の象徴となるロゴマークを公表

来年春に開業を予定している盛岡市で初となる道の駅について市は4日、施設のコンセプトを表すロゴマークを公表しました。

4日に公表された「道の駅もりおか渋民」のロゴマークは、石川啄木がふるさと渋民について詠んだ短歌をモチーフに、ひし形の上の部分が姫神山、下が岩手山を表現。山に囲まれるように道の駅に整備される6つの建物を描いています。

ロゴマークは4日の盛岡市長の定例記者会見で発表され、内舘茂市長はデザインに込めた思いを次のように語りました。

(盛岡市 内舘 茂 市長)
「6つの建物は外壁の色で表現していて、これは『一握の砂』の6つの短歌からイメージされる色として皆で考えました」

盛岡市に初めて整備されるこの道の駅は、6つの建物と114台分の駐車場が整備されます。産直の店舗、レストラン、飲食店などのテナントが入居するスペースなどが設けられます。市によると工事の進捗率は5月末時点で82%で、計画通りに進んでいるということです。

市は利用者や市民に親しんでもらうための施設の愛称の募集を4日に開始していて、応募は7月5日まで受け付けています。

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