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2023年、松浦市のコンビニで起きた強盗事件をめぐり、強盗殺人未遂と窃盗の罪に問われていた男に長崎地裁は懲役19年の実刑判決を言い渡しました。
強盗殺人未遂と窃盗の罪で、実刑判決を受けたのは住所不定で無職の川端 健太郎 被告(30)です。
判決によりますと、川端被告は2023年6月、松浦市御厨町のコンビニエンスストアで店員と客の頭をバールで複数回、殴るなどして殺害しようとしました。
そして、マネーケースなど約6万1000円を奪いました。
2人の被害者は、頭の骨を折るなどの大ケガで、店員の男性は左目の視力が低下しました。
4日の判決公判で、長崎地裁の太田 寅彦 裁判長は「極めて危険かつ悪質で周到な準備を整えた上で犯行に及び、ギャンブルが原因で金銭に窮したとの犯行動機は酌むべき点に乏しい」として川端被告に懲役19年の実刑判決を言い渡しました。
川端被告側は、控訴しない見込みです。