大惨事を防げ! 危険物への引火を想定した訓練【徳島】

危険物を取り扱う際の事故を未然に防ぎ、防災意識を高めようと6月4日、北島町で危険物への引火を想定した火災消防訓練が行われました。

「うわー!」「大丈夫か!」「誰か、誰かいませんか!」

この訓練は、6月上旬の「危険物安全週間に合わせ消防が毎年、実施しています。

今回の訓練は、北島町の四国化成工業で行われ、社員や消防、警察など114人が参加しました。

危険物が入ったドラム缶を運搬中に転倒、流れ出した危険物に引火し火災が発生したという想定で、参加者はまず危険物の流出を防ぐ土嚢を積み、初期消火を行いました。

そのあとは、はしごを使って逃げ遅れた人の救出訓練などに取り組みました。

参加者はみな本番さながらの訓練に緊張感をもって臨んでいました。

(板野東部消防組合第1消防・増原 淳二署長)

「まずは、やはり事故が起きないことが、一番大前提となりますので(事故防止を)しっかりやっていただく、それからもし事故が発生した場合、各機関が連携が取れる訓練を今後もしっかりやっていただければ」

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