「ここで決めなかったら浜野じゃない」途中出場で圧巻2発、なでしこ期待の20歳アタッカーがパリ五輪に向けて好アピール「あとはメンバー発表を待つだけ」

代表初ゴールを含む2得点の活躍ぶり。日本女子代表の浜野まいかが、現地6月3日にスペインで行なわれた国際親善試合のニュージーランド戦を振り返った。

日本は22分に先制を許すも、ビハインドで迎えた後半に試合をひっくり返す。途中出場の浜野が50分、60分に連続得点。66分に藤野あおば、80分に千葉玲海菜も得点し、4-1の逆転勝利を収めた。

「JFAなでしこサッカー」の公式Xによると、浜野は「代表初ゴールが嬉しいというよりは、チームの勝利に貢献できたことが嬉しいです」と喜ぶ。

「試合に出る時は、『ここで決めなかったら浜野じゃない』と、自分自身にプレッシャーをかけて入りました」という。1点目は、相手のクリアボールに反応し、ダイレクトシュートでネットを揺らした。2点目は、長谷川唯の素早いリスタートに抜け出して、落ち着いてフィニッシュした。

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「1点目のゴールシーンは、いろいろなことを考えずに、勝手に身体が動いていました。2点目は、唯さんがFKですごく良いボールを出してくれたので、決めるだけでした」

今夏に控えるパリ五輪に向けて、良いアピールになったはず。20歳のアタッカーは「練習でも試合でも、すべての場面で自分がやれることを探して積み上げてきたので、あとはメンバー発表を待つだけです」と語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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