ファイルーズあい、SWシリーズで主役抜てきも「現場に行くまで何の作品か分からなくて」

舞台あいさつに登壇したファイルーズあい(中央)【写真:ENCOUNT編集部】

『スター・ウォーズ:アコライト』の日本最速特別上映会

声優のファイルーズあいが4日、都内で行われた『スター・ウォーズ:アコライト』(6月5日よりディズニープラスにて初回2話日米同時独占配信開始)の日本最速特別上映会イベントに、声優の諏訪部順一、武内駿輔とともに出席した。

本作は、『スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)』の約100年前、戦争もなく平和に包まれていたジェダイ黄金期を舞台に、銀河の謎とダークサイドの勃興と台頭を追うオリジナルドラマシリーズ。SWシリーズに脈々と続く壮大な光と闇の闘いを、ダークサイドの視点から描く重要作となっている。

不穏な謎に引き寄せられ闘いの渦中に巻き込まれていく主人公のメイ役の日本版声優を務めるファイルーズは、ライトセーバーを手にする諏訪部と武内を目にすると「ライトセーバーが羨ましい……。なんで私だけ持たせてもらえないんですか。さっき2人に見せびらかせられました」と口をとがらせ、内面に葛藤を抱えるジェダイ・マスターのソル役の日本版声優を務める諏訪部から「ジェダイの役をやっていないからです。吹き替えるにあたって我々は修行していますから」と言われると、ファイルーズは「そっか……」と悔しさをにじませた。

改めて、『スター・ウォーズ』シリーズに初参加となった感想を求められたファイルーズは「ここにお越しくださっているみなさんのお姿を見る限り、熱量の高い方々がたくさんいらっしゃるんだなと感じられて、すばらしい作品だなと感じています」と目を輝かせ、「歴史の長い作品で、かつ私の周りでも人気のあって、愛情深く作品を愛している方がたくさんいる作品なので、主役に選んでいただけて光栄だなと思いました」と感慨深げに語った。

しかし、『スター・ウォーズ』シリーズをちゃんと見たのは、本作が初めてだそうで「オーディションでメイと出会ったんですけど、セキュリティが厳しいので、現場に行くまで何の作品のオーディションか分からなくて、『大きな作品のオーディションです。身ひとつで来てください』と言われて(会場に)行きました」と打ち明け、オーディション現場で初めて『スター・ウォーズ』シリーズと知って驚きつつも、見事、合格してメイ役を勝ち取った。

「私は『スター・ウォーズ』初心者なんですけど、そんな私でも見やすかったので、この作品と出会えてよかったなと思います」とにっこり。会場に詰めかけた“スター・ウォーズ”ファンに「初心者ですけどよろしくお願いします」と頭を下げた。ENCOUNT編集部

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