【バレーボール】石川祐希&高橋藍の合流でイランに圧勝 パリ五輪前哨戦で国内好発進

大黒柱の働きを見せた石川祐希(右)

バレーボールのネーションズリーグ(NL)予選ラウンド男子第2週福岡大会(北九州市・西日本総合展示場)が4日に開幕し、世界ランキング4位の日本は同16位のイランに3―0でストレート勝ちを収めた。

3勝1敗で終えた予選ラウンド第1週ブラジル大会で不在だった〝ダブルエース〟が存在感を発揮した。今ラウンドから合流した主将・石川祐希(ペルージャ)は「しっかり力を証明して(メンバーに)残る。もう一度自分のバレーをしっかりするべき」。チームの大黒柱は、序盤から攻撃の軸としてチームに流れを引き寄せた。

石川と同じく今ラウンドが初陣となった高橋藍(サントリー)も「どこの相手と戦う時も、自分たちのバレーをしっかり出していかないといけない」と多彩なアタックで得点を量産。会場に詰め掛けた満員のファンを盛り上げた。

すでにパリ五輪切符を獲得済みの日本は「決勝進出」を目標に掲げる。金メダルに輝いた1972年ミュンヘン五輪以来の表彰台へ、前哨戦で日本の強さを示すことはできるか。

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