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パリ五輪の世界最終予選を兼ねた男子バレーボールのネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド第2週・福岡大会が6月4日に開幕。日本代表(世界ランキング4位)はイラン代表(同16位)にセットカウント3-0でストレート勝ちを収めた。
この試合から代表に合流した石川祐希(イタリア・ペルージャ)と高橋藍(サントリー)が貫録のプレーを披露。とりわけサントリーに加入する前に、ミント ヴェロ バレー・モンツァでイタリアリーグ/スーペルレーガで2023-24シーズンのプレーオフ決勝を戦った高橋が14点をマークするなど躍動した。
「一戦目に勝てたことは非常にうれしいです。自分自身ここで合流となったので、チームを作っていく状況ですけど、まずは勝ててホッとしています。北九州でできることをうれしく思います。きょうは会場に足を運んでいただき、皆さん本当にありがとうございます」
このように初戦を振り返った高橋は、「この一戦(イラン戦)、いいリズムでバレーボールができたので、明日の戦いにつながる。明日も最初から自分たちのリズムを作って、いいバレーボールを展開していきたい」と、5日のドイツ戦を見据えた。
また、代表の強化も視野に入れている。「(前所属のイタリア・モンツァで)目標としていたプレーオフをはるかに超えてファイナルを経験できたので、それは(パリ五輪で)メダルを獲得するためのいい経験になった。自分自身が経験してきたことを(日本代表の)チームに伝えて、強さのところに貢献していかないといけない。そこに対する責任は果たしたい」と、イタリアでプレーオフ決勝まで進出した経験を、日本代表に還元していくと語った。
構成●THE DIGEST編集部