【ミャンマー】タイのコンド違法売買、関与した5人が訴追[建設]

ミャンマーの当局は、タイのコンドミニアム(分譲マンション)の違法売買に関与したとして、5人のミャンマー人を訴追した。国軍の情報チームが3日明らかにした。

情報チームの発表によると、5人は最大都市ヤンゴンのパズンダウン郡区にあるミントゥ・カンパニーのアウンチョートゥン取締役とミントゥチョー・ゼネラルマネジャー、同社から物件を購入したネイミョハン氏、ミントゥン氏、ミャットミャットモン氏。

ミントゥ・カンパニーは、当局の許可なくセドナ・ホテル・ヤンゴンで2回にわたり、タイのコンドミニアムの販売会を開催。ミャンマー通貨チャットで支払われた物件代金を地下銀行「フンディ」を利用してタイへ不正送金した。

また、同社が販売したタイの物件を購入した3人は、ミャンマー中央銀行の許可なく、タイの銀行に開設した口座を利用して違法な支払いを行ったという。

ミントゥチョー氏は逃亡中。当局は5人に対して法的措置を講じる方針を示し、コンドミニアムの違法売買に関する情報について通報するよう国民に呼びかけている。

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