【F1】絶好調マクラーレンの躍進に“日本人”の貢献!実車テストを重ねる平川亮に「陣営から相当高い評価」とファン反応!

マクラーレンのF1リザーブドライバーを務める平川亮が、6月4日にオーストリアでテスト走行に臨んだと、同チーム公式X(旧Twitter)が発表した。

昨年9月、鈴鹿サーキットで行なわれた日本GPの際に、マクラーレン・フォーミュラ1チームのリザーブドライバー就任が発表された平川。以降、TOYOTA GAZOO Racingから参加しているFIA世界耐久選手権(WEC)と被らない週末は、同チームへ帯同している。これまでは、シミュレーター作業や旧車を用いた実車テストなどを行なってきた。

今回はオーストリアのレッドブルリンクで2022年型の「MCL36」をドライブしたという。

マクラーレンは今季、第6戦マイアミGPでランド・ノリスがキャリア初優勝を飾り、ドライバーランキングで3位、相棒オスカー・ピアストリも前戦モナコGPで2位を獲得するなど好パフォーマンスを続け、コンストラクターズランキングでは3位につけている。

その大きな要因として、マシンのアップデートが予想以上に進んでいることが挙げられているという。モータースポーツ専門メディア『Formu1a.uno』によると、チーム代表のアンドレア・ステラが今季開幕時点でレッドブルに追いつくには、「1年かかるかもしれない」と話した。一方で、マクラーレンはマイアミGPでアップデートを投入し、ノリスが優勝という最高の結果でその効果を示し、以降もトップ争いを繰り広げている。

SNS上では、「マクラーレンが速くなった背景に平川選手の貢献があると思うと、嬉しい」「推しのMcLarenに日本人ドライバー?頑張ってくれー!」「なんでこんなに走らせてくれるんだろう?」「マクラーレン陣営から相当高い評価されてるな」など、期待する声が上がった。

6月15日からはル・マン24時間レースへの出場も予定されている。今後も世界の第一線を舞台に活躍する平川に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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