表情変えず「負債抱えた」 水原一平被告、小声で答弁

4日、米連邦地裁に入る水原一平被告を囲む報道陣=カリフォルニア州サンタアナ(共同)

 【サンタアナ共同】米大リーグ、大谷翔平選手の元通訳、水原一平被告が4日、カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁に出廷した。「有罪です」。表情を変えることなく、小声で罪を認め「賭博で負債を抱えてしまった」と淡々とした様子で語った。連邦地裁が入る建物に徒歩で出入りする際、報道陣に囲まれて質問を浴びたが、終始無言だった。

 水原被告はTシャツに黒っぽいジャケット姿で、ゆっくりとした足取りで弁護人のフリードマン氏と廷内に入った。着席して周囲を見渡した後、隣に座ったフリードマン氏からの声かけに何度もうなずいた。

 証言台で自身の行為を説明する際に大谷選手の名前は出さず「被害者」と呼んだ。

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