朝乃山「名古屋場所頑張る」、村上「五輪メダル狙う」 東京富山県人会連合会のつどい、活躍誓う

来場所への意気込みを語る朝乃山関(左)、パリ五輪に向け活躍を誓う村上選手=ホテルニューオータニ    

 東京富山県人会連合会の懇親のつどいが4日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで開かれ、大相撲の朝乃山関(30)とパリ五輪の重量挙げ男子に出場する村上英士朗選手(28)が出席した。それぞれ今後の活躍に向け意気込みを語った。

 朝乃山関は5月に行われた夏場所の番付で小結に復帰。大関に戻るため好成績が期待されたが、右膝を痛め休場した。次の名古屋場所は三役から陥落することが確実。高砂親方と共にステージに上がり、夏場所は不本意だったとし「来場所はけがを治して頑張りたい」と前を向いた。

 村上選手は日本最重量級のエースで、男子102キロ超級で五輪に初出場する。109キロ超級ではジャーク235キロ、トータル425キロの日本記録を持つ。妻の里佳子さんとステージに立ち「メダル獲得を目指したい」と力強く語った。

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