スペイン代表、EURO前にデ・ラ・フエンテ監督との契約延長を正式発表! 26年W杯まで指揮

RFEF(スペインサッカー連盟)は4日、スペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督およびそのコーチングスタッフとの契約を2026年夏まで延長したことを発表した。この決定により、デ・ラ・フエンテ監督は北中米で開催されるFIFAワールドカップ26まで指揮を執る。

デ・ラ・フエンテ監督との契約延長については、今年2月の時点で、RFEFより2026年夏まで契約を延長することが明かされていた。今回は正式にサインを締結し、改めて正式発表が実施。デ・ラ・フエンテ監督および同監督のコーチングスタッフとの条件面で合意した上で、EURO2024へ臨むこととなった。

現在62歳のデ・ラ・フエンテ監督は、スペイン北部のラ・リオハ州・アーロ出身で、現役時代にはアスレティック・ビルバオ、セビージャ、アラベスでプレーした。指導者転身後は古巣のアスレティック・ビルバオのカンテラ(育成組織)やアラベスのトップチームで監督を務め、2013年夏以降は各年代別のスペイン代表指揮官を歴任。東京オリンピック2020でもU-24スペイン代表を率いて、銀メダル獲得を経験した。

FIFAワールドカップカタール2022でスペイン代表がベスト16敗退に終わると、ルイス・エンリケ監督(現:パリ・サンジェルマン)の後を継いでA代表の監督に就任。UEFAネーションズリーグ(UNL)2022-23ではスペイン代表を初優勝へ導くなど、ここまで指揮した13試合で9勝2分2敗という好成績を残している。EURO2024予選でも、スコットランド代表やノルウェー代表を抑えて、グループA首位通過を果たした。

前記のとおり、現在スペイン代表はEURO2024へ向けて調整を実施。5日にアンドラ代表と、8日に北アイルランド代表との強化試合が予定されており、その後本大会へ向かうというスケジュールだ。本大会ではグループBでクロアチア代表、イタリア代表、アルバニア代表と同居。“死の組”を突破し、2012年大会以来最多4度目の優勝を目指す。

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