【ドラゴンゲート】望月ジュニア、海外遠征から約3ヵ月ぶりの帰国で“大先輩” 神田裕之に凱旋勝利!「トップ戦線に食い込めるように頑張っていきます」

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ドラゴンゲートが6月4日、東京・後楽園ホールで「RAINBOW GATE 2024」を開催。海外遠征から約3ヵ月ぶりに帰国した望月ジュニアが見事に凱旋勝利を果たした。

望月マサアキの息子であるジュニアは2月7日に壮行試合を行い、英国に旅立った。英国ではEXPOSURE王座を獲得、ブリティッシュ・キングダム・ジュニアヘビー級王座を獲って6度防衛するなど実績を残して帰ってきた。

この日は遠征前、同じユニットで活動していた大先輩・神田裕之と一騎打ち。得意の打撃技で攻め込んでいったジュニアは、次々に新技も披露。最後は変型ドライバーで神田を仕留め、遠征の成果を見せつけた。

ジュニアは「短い間でしたが、とても濃密な3ヵ月を過ごすことができました。ドラゴンゲートでトップ戦線に食い込めるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」とマイクで意気込んだ。

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また、昨年8月に右ヒザ前十字じん帯断裂の負傷を負って欠場していたゴールド・クラスのミノリータが9ヵ月ぶりの復帰戦で箕浦康太と組み、豹&JACKY KAMEIと対戦した。ミノリータは豹に変型トルニージョを見舞うなど華麗な動きを見せたが、豹のサムソンドライバーで敗れ復帰戦を白星で飾れず。

ミノリータは「リハビリ、ホントにきつかった。今日復帰なんで、これからためてきた思いをドラゴンゲートのリングにぶつけていきます。苦しかったけど戻って来れたんで」と復帰の喜びを嚙みしめていた。

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なお、土井成樹、ドラゴン・キッド、横須賀ススム、Kagetora、YAMATOのベテラン勢で結成された新ユニットの名称が「パラドックス」に決定。“逆説”を意味し、「ベテランが活躍することで、逆説的にドラゴンゲートを盛りげたい」との思いで名付けられた。

この日はキッドを除く4人で出陣し、ナチュラル・ヴァイブスのストロングマシーン・J、BIGBOSS清水、U-T、Kzy組と激突。YAMATOがKzyをギャラリアで仕留めて白星で発進した。

<文:ミカエル・コバタ>

『RAINBOW GATE 2024』
日時:2024年6月4日(火) 18:30試合開始
会 場:東京・後楽園ホール
観衆:1,193人(満員)

<試合結果>

【第1試合=15分1本勝負】
○菊田円 vs ラ・エストレージャ●
8分53秒 片エビ固め ※ローリングラリアット

【第2試合=15分1本勝負】
近藤修司
大鷲透
●ドン・フジイ
vs
エル・ククイ
望月成晃○
ウルティモ・ドラゴン
8分21秒 武輝固め

【第3試合=20分1本勝負】望月ジュニア凱旋帰国試合
●神田裕之 vs 望月ジュニア○
7分55秒 片エビ固め ※変形ドライバー-

【第4試合=30分1本勝負】
●Kzy
U-T
BIGBOSS清水
ストロングマシーン・J
vs
Kagetora
横須賀ススム
VS 土井成樹
YAMATO ○
12分19秒 片エビ固め ※ギャラリア

【第5試合=30分1本勝負】ミノリータ復帰戦
●ミノリータ
箕浦康太
vs
JACKY KAMEI
豹○
9分3秒 サムソンドライバー

【第6試合=45分1本勝負】インターナショナル・ドリーム8人タッグマッチ
●ISHIN
ジェイソン・リー
KAI
シュン・スカイウォーカー
vs
ドラゴン・ダイヤ
フラミータ○
ニンジャ・マック
ドラゴン・キッド
17分25秒 片エビ固め ※フラムフライ

【第7試合=60分1本勝負】オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合
●《王者》ルイス・マンテ vs 《挑戦者》Ben-K ○
20分7秒 エビ固め ※スピア
★Ben-Kが第39代王者に

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