原油先物は続落、米在庫増で需給懸念高まる

[ニューヨーク 5日 ロイター] - 原油価格はアジア時間序盤の取引で続落している。米国の原油とガソリンの在庫が直近週に増加したことから、需給を巡る懸念が高まっている。

北海ブレント先物は0005GMT(日本時間午前9時5分)時点で0.14ドル(0.2%)安の1バレル=77.38ドル。米WTI先物は0.18ドル(0.3%)安の73.07ドル。

米石油協会(API)の数字を引用した情報筋によると、米原油、ガソリン、留出油の在庫は先週(5月31日終了の週)に増加した。

APIデータによると、原油在庫は400万バレル超増加。ロイター調査では230万バレルの減少と予想されていた。

ガソリン在庫も400万バレル以上増加し、アナリストの増加幅予想(200万バレル)を大幅に上回った。

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