リバプールのオランダ人新監督スロットってどんな人物? 同胞FWガクポもよく知らず「話したこともない。でも…」

遠藤航と共にリバプールで活躍するコディ・ガクポが、母国オランダの新聞『De Telegraaf』のインタビューに対応。同胞のアルネ・スロット新監督について語った。

長期政権を築いていたユルゲン・クロップの後任を担うスロット監督は、今季まで上田綺世が所属するフェイエノールトで指揮。2022-23シーズンにリーグ制覇に導いたほか、エールディビジ年間最優秀監督に2度輝いた実績を買われ、イングランド屈指の名門にステップアップした。

これまで選手時代を含めてオランダ国外での活動経験はない。果たして、45歳の指揮官は異国の地でどんな手腕を発揮するのか。

昨冬にリバプールに移籍するまでフェイエノールトのライバル、PSVでプレーしていたガクポも興味津々の様子だ。印象を訊かれた際、「彼が監督としてどうなのかはまだ分からないし、話したこともない」と明かしたうえで、こう語った。

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「でも、僕らPSVを常に非常に困難な状況に追い込んでいたわけだし、もちろん、非常に優秀な監督として知られている。1日の終わりには、各選手の状況やプランについて、話し合うようになるだろう」

さらに「彼のビジョンがリバプールに上手くフィットする?」という問いに対し、25歳のオランダ代表FWはハッキリ「Yes」と答えた。

「そうでなければ、彼を起用しないだろう。整えられたフットボールとハイプレッシャー、後者はユルゲン・クロップのもとでの僕らの大きな特長で、間違いなく我々が慣れているスタイルだ」

ドイツ人指揮官と共に大きな成功体験を得たリバプール。オランダ人指揮官のもとでも栄光を掴めるか。新体制でサブ降格の危機が報じられている遠藤の奮起にも大いに期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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