良い内容ばかりだと逆に心配? 口コミで「件数が多い」「媒体の信頼度」よりも重視することとは

お店を探す際、金額や場所などの店舗情報だけでなく「実際に訪れた人の口コミ」を参考にする方も多いのではないだろうか。そこで『スマートビジネスプロフィール』とNEXER社が共同調査で全国の男女1000人を対象に、「店舗を選ぶ際の口コミ」についてのアンケートをおこなった。

まずは「店舗を選ぶ際、口コミをどれくらい重視するか」聞いてみたところ、57.6%(とても重視11.5%、やや重視46.1%)と半数以上が「重視する」と回答した。重視派の意見としては「事前にある程度分かっていると安心する」「企業側ではなく消費者のリアルな声の方が信憑性が高いから」などの理由が挙がった。

さらに「口コミを重視する」と回答した人に、特にどういったものを重視するかを質問すると「最新の口コミが多い」が29.7%と最も多く選ばれた。その理由については「昔の口コミは対策されていて変わっている可能性がある」「古い情報は役に立たない」などの、現在の状況が知りたいと思う人が多いようだ。他には「件数が多い」(24.8%)、「媒体が信頼できる」(同%)などのポイントが重視されていた。

また、普段どのように口コミを利用しているかについて選択してもらったところ、7割近く(67.4%)が「良い口コミも悪い口コミも同じくらい見る」と回答。そのなかでも良い口コミばかりのところより、「悪い口コミもある方が信頼できる」と9割近くの人(88.0%)が話した。「良い口コミだけだとサクラを疑うから」「良い点も悪い点も知りたいから」と、良いものばかりだと心配になる人が多く見られた。

◆参考サイト スマートビジネスプロフィール(https://ss-complex.com/services/meo/

(よろず~ニュース調査班)

© 株式会社神戸新聞社