大谷翔平を無安打に抑えたパイレーツ新人右腕をMLB公式が絶賛「翔平を愚かに見せた」

ドジャース戦で好投するジャレッド・ジョーンズ(ロイター=USA TODAY Sports)

MLB公式サイトは4日(日本時間5日)、ドジャース戦で6回無失点に抑え4勝目を挙げたパイレーツのジャレッド・ジョーンズ投手(22)の記事をアップした。

アレックス・スタンプ記者の署名記事は「ジャレッド・ジョーンズの101マイル(約162・5キロ)の熱は翔平を愚かに見せた」とのタイトルでジョーンズを紹介。初回の第1打席で三振に倒れるなど3打数無安打に終わった大谷翔平との対戦を取り上げた。

同記者は「ジョーンズはカリフォルニア州ラ・ミラダで育ち、彼の高校はドジャースタジアムの南東わずか23マイル(約37キロ)にある。この南カリフォルニアっ子が、ドジャース戦の初先発に向けてかなり気合を入れていたのは明らかだった」と記すと、剛腕右腕の投球を振り返った。

「このイニングの彼のベスト・ピッチは、大谷翔平の右をかすめた101マイルの速球で、三振を奪った」と絶賛すると、「ジョーンズの今年の平均速球は97・2マイル(約156・4キロ)で、少なくとも750球を投げた投手の中で3番目に高い。初回の平均100・3マイル(約161・4キロ)。この一戦のためにアドレナリンが少し出ていたと言ってもよさそうだ」と同記者は結んだ。

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