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【新華社鷹潭6月5日】中国江西省鷹潭市の竜虎山風景区にある上清鎮の電線保守作業員の肖冬様(しょう・とうよう)さん(56)は毎朝のように、山間部の送電鉄塔を巡回監視しながら、要保護動物の活動の痕跡を調べている。肖さんは本業以外にもう一つ、「カモ司令官」としての顔を持っている。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界自然遺産に登録され、世界ジオパークにも認定されている竜虎山には、「鳥類の国宝」と呼ばれ、広々として魚介類が豊富な河原の環境を好むカモ科のコウライアイサが頻繁に訪れる。肖さんは20年間の巡回活動の中で、写真を20万枚以上撮影しており、多くはコウライアイサの画像資料となっている。
同山の生態環境がますます改善されるのを歩き回る中で感じている肖さんは、写真を通して同山の生物多様性が次第に高まっていることを証明している。(記者/袁慧晶)