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漁で取れても捨てられるいわゆる「未利用魚」を活用したメニューを、愛媛県立伊予農業高校の生徒が提案し、人気飲食店のオーナーが試食しました。
伊予農業高校生活科食物班の3年生3人は、「未利用魚」とされるサメとエイのメニューを提案、県内の人気イタリアン「マルブン」の眞鍋明会長が試食しました。
テーブルにはサメのフライをタルタルソースで味付けた「サメバーガー」や揚げたエイにキクラゲやネギをのせ、鶏料理の油淋鶏風に仕上げた「油淋エイ」などユニークな料理が並びます。
はたしてプロの評価は…?
(マルブン・眞鍋明会長)
「合う。おいしいじゃんこれ、いけるわ」
好感触です!このプロジェクトは、未利用魚を利用魚に変え漁業者の収入を増やそうと、愛媛県伊予市の水産会社「北風鮮魚」が発足させました。
サメとエイは身の臭いがネックですが、取れた直後に船で下処理することで解消を図ったといいます。
(マルブン・眞鍋明会長)
「もし入れるとしたら酸味があるもの、例えばらっきょうとか、しば漬けとか。そんなものが入ったら」
プロからのアドバイスもいただけました。
―――試食を受けて
(生徒)
「緊張しました」
「マヨネーズと一味唐辛子を入れて醤油っていうのは、僕ら高校生では全然思いつかなかった」
北風鮮魚は今後もサメとエイを活用した商品開発を、伊予農業高校などと進めることにしていて、今月末からはクラウドファンディングで資金を募る予定です。