香川県で教職員の重大な不祥事が相次ぎ「日頃の言動に目配りを」教育長が校長を集めた臨時会で強調

香川県では、今年度、教職員による不祥事が相次いでいます。懲戒処分が異例のペースで相次ぐ「異常事態」を重く受け止め、校長と教育長を集めた臨時会が開かれました。

(淀谷圭三郎教育長)
「信頼を失うことは一瞬でありますが、信頼を取り戻すことは長い時間が必要です」

臨時会には、県内に215ある公立小中学校の校長と、各市町の教育長らが出席しました。香川県では今年度、いじめの不適切対応やわいせつ事案などできょう(5日)までに3人が懲戒処分となるなど、教職員による重大な不祥事が相次いでいます。

淀谷教育長は、法令遵守の徹底と信頼回復に取り組むよう強調しました。

(淀谷圭三郎教育長)
「教職員の日頃の言動に目配りをしてもらい、事前に注意喚起をしていく行動を徹底してもらいたい」

今後、校長から教員に改めて規則の周知を行い、各現場で再発防止に取り組むということです。

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