防犯カメラに賽銭箱を持ち去る男の姿が…住職によると「賽銭箱は空の状態で海に捨てられていた」【岡山・瀬戸内市】

瀬戸内市の寺院に侵入し賽銭箱を盗んだとして備前市の男が逮捕されました。RSKではこの寺院に設置されていた防犯カメラの映像を入手しました。

本堂の中に入ってきた男が賽銭箱ごと持ち去っていく姿が映し出されていました。窃盗などの疑いで逮捕されたのは、備前市の無職の男(32)です。

警察によりますと、男は今年3月4日未明、瀬戸内市内の寺院に侵入し、時価8万円相当の賽銭箱を盗んだ疑いが持たれています。

防犯カメラの映像には、賽銭箱をライトで照らし針金状のものを中に入れ、その後、賽銭箱ごと持ち去ったとみられる様子が映し出されていました。

この寺院の住職によると、賽銭箱は空の状態で海に捨てられていたということです。

この寺院では以前から同様の被害に悩まされていて、ほかの場所に設置した防犯カメラにも、賽銭箱が荒らされる様子が映し出されていました。

調べに対し男は容疑を認めているということで、警察は余罪があるものとみて捜査を進めています。

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