広さ1.4畳!すっきりしたファミリークローゼットをキープする3つのワザ

「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」がモットーの船員妻、サンキュ!STYLEライターのKota(コタ)です。

片づけ特集でお悩みの筆頭に挙がる衣類。自分の分だけでも悩ましいところに、家族ができると、自然と母がクローゼット管理人になるケースが多いですよね。

わが家は、夫、小学生の娘2人(小5・小2)とわたしの4人家族。今回は、自宅のファミリークローゼットをご紹介します。約1.4畳のスペースを使いやすくすっきり保つために、実践しているのはこんなこと。

生活動線を考えた場所を選ぶ

娘たちはそれぞれの部屋に作りつけのクローゼットがありますが、自分の部屋で過ごす時間はまだ短く、夜も(当初は夫とわたしが使う予定だった)寝室で寝ています。

子ども部屋を活用するようになるまでは、彼女たちの洋服もファミリークローゼットに置くのが最適解。

ファミリークローゼットは寝室の続きにあるので、朝起きてからその日に着る洋服を選んで着替える、という一連の流れがとてもスムーズです。

また、洗濯機のある脱衣所側からも簡単にアクセスできる場所だから、洗濯後の衣類の片づけもラクラク。

間取りにとらわれず、今の生活動線を優先して収納場所を考えると、暮らしがまわしやすくなります。

洋服はハンガー収納にする+ハンガーの本数を固定する

子どもも大人も洋服はハンガー収納が基本です。洗濯後はハンガーに干して、乾いたらそのままクローゼットに移動させるだけなので、たたむ手間いらずでラクちん。

どんな服があるかを一覧できるから選びやすいし、新しいものを買う時に手持ちのアイテムを把握しやすいメリットも。

メインで愛用しているのは、無印良品の「アルミ洗濯用ハンガー」です。シンプル&スリムで場所を取らず、外干ししても劣化しないのがお気に入りポイント。

大人用には42cm幅(3本組・390円)、子ども用には33cm幅(3本組・350円)がぴったり。カラフルな子ども用ハンガーではなく、大人と同じものを選ぶと見た目がそろってすっきり見えます。

150cmサイズの長女のトップスの一部には、大人と同じ42cm幅を使用中です。

また、やたらと洋服を増やさないように、ハンガーの本数を固定しています。

今のアルミハンガーの総数は、何もかけていないハンガー数本を含めて、大人用が24本、子ども用が30本。(これとは別に、大人のボトムス専用ハンガーがあります。)

空のハンガーが少なくなったら、洋服を見直すタイミング。ハンガーを買い足すのではなく、クローゼットにかかっているアイテムを再点検して手放したり、購入を見送ったりしています。

持てる枠が決まっているので、気がついたら管理しきれない量になっていた...なんてことがありません。

空のハンガーは脱衣所に。本数が少ないから、絡まるストレスもありません

強力つっぱり棒で収納力を上げる

入居時、クローゼットに備えつけてあったのは、80cmと165cmのバーがそれぞれ1本ずつ。

この2本に家族全員分の洋服をかけることは難しく、子どもたちはそもそも手が届かない高さでした。

そこで追加したのが、ジャッキ式のつっぱり棒。パイプを伸ばしてネジで固定してから壁に圧着させる仕組みで、バネ式よりつっぱる力や耐荷重が大きいから、衣類をかけるのにぴったりです。

入居当時3歳だった長女に合わせて、床から90cmほどの高さに設置。130cmサイズくらいまでなら、ワンピースも床につきません。

つっぱり棒を追加した側の上段には、大人のトップス類を。こうすれば、下段の子どもたちの洋服に重ならずに収められ、使いやすさと見た目のすっきりはそのままに、収納力を上げられます。

つっぱり棒を追加した側は、丈の短いアイテムを上段に
長女とわたしのワンピースなど丈の長いものは、つっぱり棒のない側に

さいごに

元々は夫婦の衣類を収めるための約1.4畳のスペースに、家族4人分を使いやすく収納する工夫をまとめてみました。

このやり方だと、全員分が一ヵ所にまとまっているから管理がラクちん。毎日の洋服を選ぶ作業が快適で、着ないアイテムが生まれにくいし、ゆとりがあるので風通しも良く、シワになりにくいのもいいところ。今のところストレスなくまわせています。

でも、家族4人がそれぞれの私物を置く場所だから、誰かが違和感を覚えたら全体を見直すタイミング。これからもその時々の暮らしに合った収納にアップデートしていくつもりです。

◆この記事を書いたのは・・・Kota(コタ)。
夫が船員のため、年の2/3は小学生の娘2人との3人暮らし。
「ワンオペでも無理なくまわせるシンプルライフ」をモットーに、暮らしを今よりちょっと良くするための試行錯誤を発信しています。

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