【バレーボール】高橋藍 接戦の学びをパリに生かす「五輪でも自分たちがぶつかる壁」

高橋藍(中央)(Volleyball World提供)

バレーボール男子日本代表の高橋藍(サントリー)は、接戦での学びを今後に生かす構えだ。

ネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド男子第2週福岡大会2日目(5日、北九州市・西日本総合展示場)で世界ランキング12位のドイツと対戦した同4位の日本は、フルセットの激闘の末に3―2で勝利し、通算成績を5勝1敗とした。試合後の高橋は「まずは勝てたことが次につながるいい経験。いい試合になったのかな」と一定の評価を下した。

前回のVNLは主要国際大会で46年ぶりとなる表彰台を奪取。パリ五輪でもメダルを期待される日本は、世界のライバルから追われる立場になりつつある。「相手もすごく自分たちのプレーに対して耐えていた。ドイツがそれだけ日本に対して勝ちに来ているところが伝わってきた」と振り返った上で「五輪でも自分たちがぶつかる壁。そこを乗り越えていくために何が必要なのかを改めて今日感じられた」と気を引き締めた。

次戦は7日にポーランドと相まみえる。「どれだけ今の日本代表が通用するかを確認できるいい機会」と前を見据えた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社