テニス=サバレンカ4強逃す、17歳アンドレエワに逆転負け 全仏女子

[パリ 5日 ロイター] - テニスの四大大会第2戦、全仏オープン(OP)は5日、パリのローランギャロスで女子シングルス準々決勝を行い、第2シードでベラルーシ出身のアリーナ・サバレンカ、第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)の上位シード勢がそろって敗退した。

サバレンカはロシア出身の17歳ミラ・アンドレエワと対戦し、7─6、4─6、4─6の逆転負け。四大大会での連勝が11試合でストップした。

試合後、サバレンカは数日にわたって胃腸炎に悩まされていたことを明かし、「身体的に苦しかった。何とかしようと最善は尽くした」と語った。

アンドレエワは1997年のマルチナ・ヒンギス以降、最年少の四大大会4強入り。「最初は本当に信じられなかった。相手は経験豊富で、グランドスラムを2回制覇している。だから『とりあえずやってみよう、できるかどうか分からないけど雰囲気をとにかく楽しみ、最善のプレーをしよう』という感じだった」と振り返った。

第12シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)と顔を合わせたルバキナは調子が上がらず、2─6、6─4、4─6で敗れた。

女子ダブルス準々決勝では、第16シードの加藤未唯、ナディア・キチェノク(ウクライナ)組が第5シードのコリ・ガウフ(米国)、カテリナ・シニアコバ(チェコ)組に0─6、2─6のストレート負けを喫した。

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