キャリア初の“100マイル粉砕”アーチに米記者も興奮! 大谷翔平が全米ドラ1から豪快すぎる15号2ラン「やっぱり史上最高」

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地6月5日、敵地でのピッツバーグ・パイレーツ戦に2番・指名打者で先発出場。3回の第2打席で5試合ぶりとなる2ランホームランを放った。

7点のビハインドを負った3回表の第2打席。大谷は2死一塁で打席に入った大谷は、昨年の全米ドラフト1位指名で、今季すでに2勝を挙げている注目の大型新人、ポール・スキーンズと対峙。第1打席では100マイル(時速161キロ)超えの速球に空振り三振に打ち取られていたが、この打席では6球目の161キロのストレートを捉えると、打球はセンター方向へぐんぐん伸び、バックスクリーンを直撃する”リベンジ弾”となった。

この豪快すぎる一打にMLB公式サイト『MLB.com』のサラ・ラングス記者は、「大谷翔平が100.1マイルをスタンドに運んだ!」と興奮気味に綴ると、このホームランにまつわる記録を披露。「彼がキャリアでホームランを打った最速の球――ドジャースの選手がピッチトラッキング下でホームランを打った球としては2番目に速い(2008年)。2022年8月13日にマックス・マンシーが101.2マイルでホームランを打った球に次ぐ」と記した。

キャリア初の100マイル粉砕アーチに、ファンも「やっぱり史上最高」「バットでこんな球に触れたら一瞬で両腕が砕け散るよ」「こういう戦いが見たかったよ」「まさにパワーとパワーの激突」「信じられない」とコメントを寄せている。

なお、大谷は5回の第3打席でもスキーンズのストレートを捉えライト前ヒット。大谷が3打数2安打としている。試合は8回途中でパイレーツが10対6とリードしている。

構成●THE DIGEST編集部

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