大谷翔平は移籍後、初の申告敬遠で球場は大ブーイング。ドジャースは完封勝利で2連勝を飾る

現地6月2日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でコロラド・ロッキーズと対戦し、4対0で完封勝利。2連勝を飾った。「2番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は3打数ノーヒットだった。

初回、ドジャースは先頭のムーキー・ベッツが3球目のスライダーを捉え、左翼スタンドに9号先制ソロアーチ。続く大谷は遊飛に倒れたが、3番のフレディ・フリーマンが9球粘った後、高めの速球を弾きセンターへ。相手中堅が懸命に手を伸ばしたが、打球はフェンスを越える7号ソロで、2点を奪取。3回にも1死一、二塁からミゲル・ロハスが左適時打で追加点を挙げる。

ドジャース先発のギャビン・ストーンは5回(75球)を投げて、4安打6奪三振2四球とロッキーズ打線を無失点に抑える。
大谷は2打席連続三振に倒れた6回に打撃妨害で出塁。8回の第5打席は1死二、三塁の好機で回ってきたが、ロッキーズは申告敬遠で満塁を選択。これに球場は大ブーイングが起こり、一時騒然とした。結果はフリーマンが犠飛でドジャースが加点。リードを4点に広げた。

ドジャースは6回以降、小刻みに投手をつぎ込み無失点。最後はダニエル・ハドソンが三人で片づけ、完封リレーを飾った。

構成●THE DIGEST編集部

© 日本スポーツ企画出版社