大谷が15号2ラン放つもドジャース敗れる パクストン7失点KO

【ドジャース6-10パイレーツ】@PNCパーク

日本時間6月6日、ドジャースは敵地PNCパークでのパイレーツ3連戦の2戦目を迎え、先発のジェームス・パクストンが2回途中7失点でノックアウトされたのが大きく響いて6対10で敗戦。あすの最終戦を残し、3連戦の負け越しが決まってしまった。パイレーツ先発の大型新人ポール・スキーンズは2本のアーチで3点を失ったものの、5回6安打8奪三振で3勝目(0敗)をマーク。パクストンは2回途中6安打7失点(自責点6)とパイレーツ打線の勢いを止められず、今季初黒星(5勝)を喫した。

パクストンは初回こそ三者凡退に抑えたが、2回裏に一挙7失点。4本のタイムリーを浴びるなど、パイレーツ打線の勢いに飲み込まれた。ドジャース打線はパイレーツ先発のスキーンズから3回表に大谷翔平が15号2ラン、5回表にアンディ・パヘスが6号ソロを放って4点差に。5回裏に1点を追加されたあと、直後の6回表に1点を返し、7回表にはウィル・スミスのタイムリーで3点差に詰め寄った。しかし、7回裏に連続タイムリーで2点を追加され、その後は8回表にギャビン・ラックスのタイムリーで1点を返しただけ。2回裏の7失点が重くのしかかり、6対10で敗れた。

大谷は「2番・DH」でスタメン出場し、スキーンズとの注目の初対戦は101マイル、100マイル、101マイルで空振り三振。しかし、3回表の第2打席は100マイルの4シームを弾き返してセンターへ15号2ランを放ち、リベンジを果たした。第3打席は98マイルを打ってライトへのヒット。7回表の第4打席は剛腕アロルディス・チャップマンとの対戦になり、103マイルのシンカーで空振り三振に倒れた。第5打席は8回表二死2・3塁のチャンスだったが、ライトへの大きなフライ。5打数2安打2打点で5試合ぶりのマルチ安打を記録し、今季の打撃成績は打率.322、出塁率.390、OPS.988となっている。

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