キッスは昨年12月、最終公演とその後公開したビデオでメンバーのアバターをお披露目したが、2027年に上演予定のヴァーチャル公演でのアバターは全く別のものになるという。
フロントマンのポール・スタンレーは、最近ゲスト出演した『The Allison Hagendorf Show』で、キッスのアバターについて問われるとこう語った。「（前のビデオで）君らが見たものとは違う。あれは、もろ刃の剣だった。僕らは、初期段階のアバターを公開したからね。この先、アバターはあれとは違ってくる。仰天するほどリアルなものになるだろう」
「（ティーザーを公開するのは）良し悪しだ。それを見て、“彼らに全く似ていない”って言う人たちもいるだろ。だが、これから凄いことになる。いま、最先端の技術ができることは驚異的だ。ロンドンでやっているABBAの公演は3年間、ソールドアウトだ。俺らは、それを手掛けているPophouseと手を組んでいる。あの公演は素晴らしい。が、今やあのテクノロジーは古いものになっている」
さらに、キッスのアバター公演はキッスのコンサートを再現するのではなく、「キッスとシルク・ドゥ・ソレイユが組み合わさったような、全てが想像以上だ。現実とそうでないものを超越し、合体する凄いもの」になると話している。
キッスは今後、バイオグラフィ映画の制作も計画している。
Ako Suzuki
