五輪体操男子金メダリストで長崎県諫早市ふるさと特別大使の内村航平さん=同市出身=が5日、「スポーツのまち諫早」をPRしようと市内4カ所のスポーツ施設を訪問した。アスリート目線で同市の魅力を全国に発信し、スポーツ合宿などの誘致活動に役立てる狙い。
国立諫早青少年自然の家(白木峰町)ではスライダーや巨大シーソーなどを体験。森山スポーツ交流館(森山町)ではプールやトレーニングルームを見学し、バランスボード上で鍛えた体幹を披露した。スポーツパークいさはや(久山町)のスケートボード場では「東京にはあまりない。こんな所があったらいいだろうな」などと述べた。
市役所では大久保潔重市長に報告。「充実した施設が多いのは強み。ちゃんと使えれば日本代表レベルになれるのでは。自然が豊かなので足腰が強い子どもが多いと思うが、体幹の鍛え方を科学的に知っている人が教えたらいいのかな」と話しPRに意欲を見せた。
市長は「より足腰の強いスポーツのまち諫早を発信してもらい、内村さんに続く人材を育成できれば」と期待を寄せた。新たに寄託された北京五輪の表彰状やNHK杯の優勝杯は、小船越町の市中央体育館(内村記念アリーナ)で展示する。
「スポーツのまち」諫早を視察 ふるさと特別大使の内村航平さん 故郷のアピールに意欲 長崎
- Published
- 2024/06/06 12:00 (JST)
- Updated
- 2024/06/07 11:01 (JST)
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