「きかんしゃトーマス号」10周年 2年ぶりに大井川を渡る 6月8日の運行開始を前に園児が体験乗車=静岡

静岡県島田市の大井川鉄道が6月8日から「きかんしゃトーマス号」を運行するのを前に、地元の園児たちが6日、体験乗車を楽しみました。

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2024年は大井川鉄道に「きかんしゃトーマス号」が登場して10周年の節目の年です。2024年の運行初日を前に、6日は地元の園児たち約100人を招待しました。園児たちは、笑顔で列車に乗り込み、一足早く「きかんしゃトーマス号」が力強い走りを見せました。

2022年9月の台風災害で大井川鉄道の大井川本線は大きな被害を受けました。2023年10月、被災した区間の一部が復旧し、電車や通常のSLは、家山駅の先、川根温泉笹間渡駅まで走るようになりました。

そこで、2024年は「きかんしゃトーマス号」も、島田市の新金谷駅から川根温泉笹間渡駅まで運転区間を延長します。「きかんしゃトーマス号」が大井川の本流を渡るのは約2年ぶりです。

また、復路に限り島田市の家山駅で乗り降りができるようになり、旅の楽しみが広がりました。車内アナウンスが10周年を記念した特別仕様になるなど、演出にも力が入っています。

2024年の「きかんしゃトーマス号」は、12月25日まで週末を中心に105日間運行し、7月下旬から8月中旬にかけての夏休みの期間中は、ほぼ毎日楽しむことができます。

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