熱海の宿泊者数、コロナ禍前の300万人に迫る ホテルの新規開業や花火大会の追加開催など要因=静岡・熱海市

静岡県熱海市の2023年度の宿泊客数が発表され、コロナ禍前の300万人に迫る296万人となったことが分かりました。

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<熱海市 斉藤栄市長>
「令和4年度(2022年度)に比較しますと19.2%、47万7000人の増加となっております」

熱海市が5月24日に発表した2023年度に市内の旅館やホテルに宿泊した人の数は296万9420人で、コロナ過前の2019年度の300万2800人に迫る数でした。月別では、2024年3月に31万人を超え、3月としては26年ぶりに30万人を超えました。

ホテルの新規開業や営業再開、2月と3月に花火大会を追加で開催したことなどが増加の要因です。

ただ、コロナ過前の300万人には届かず、市は平日のビジネス利用やインバウンド客の取り込みに力を入れる方針です。

一方、人手不足も深刻で、パートタイムで需要と供給をマッチングさせる方法などを考えたいとしています。

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