カブス劇的サヨナラ勝ち Wソックスは球団ワーストタイの13連敗

【ホワイトソックス6-7xカブス】@リグレー・フィールド

日本時間6月6日、カブスは本拠地リグレー・フィールドでのホワイトソックス2連戦の2戦目を迎え、9回裏にマイク・トークマンの5号ソロが飛び出して7対6で劇的なサヨナラ勝ち。シカゴ対決の2連戦をスイープして5割復帰を果たし、敗れたホワイトソックスは球団ワーストタイの13連敗となった。カブス6番手のヘクター・ネリスは9回表の1イニングを無失点に抑え、6勝目(0敗)をマーク。ホワイトソックス5番手のマイケル・コペックは対戦した最初の打者に一発を浴び、6敗目(1勝)を喫した。

コリー・ジョークスの2号先頭打者アーチで先制されたカブスは、2回裏に追いついたものの、4回表に4本のタイムリーで一挙4失点。しかし、5回裏に2点を返すと、7回裏にホワイトソックスのリリーフ陣から3点を奪い、6対5と試合をひっくり返した。8回表に4番手のヘイデン・ウェスネスキーがポール・デヨングに10号ソロを浴び、6対6の同点となったが、9回裏先頭のトークマンがコペックの2球目、98マイルの4シームをとらえ、5号サヨナラアーチ。「2番・右翼」でスタメン出場した鈴木誠也は4打数1安打だった。

敗れたホワイトソックスはまたしてもリリーフ陣がリードを守れず、これで泥沼の13連敗。シーズンを跨いだ記録では、1967~68年に15連敗を喫しているが、単年では1924年の13連敗という100年前の球団ワースト記録に並んでしまった。今季ここまで62試合でわずか15勝。勝率はわずか.242で32もの借金を抱えており、このままいくとシーズン162試合で39勝123敗のペースとなる。トレードでの主力放出も噂されており、黒星を重ねるスピードは今後さらに加速していくかもしれない。

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