「Galaxy Z Fold6/Flip6」の“公式画像”が出現。本体やカメラデザインが変更か

Image:Reddit

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip6」(タテ折り)と「Galaxy Z Fold6」(横折り)はまもなく正式発表とみられているが、同社が手違いから両モデルのデザインを公式サイトに一時的に掲載したと報じられている。

大手掲示板Redditユーザーは「サムスン・カザフスタンから流出したと思われる」という画像を投稿している。サムスンの公式マーケティング資料と称するものは、昨年のGalaxy Z Fold5でも流出しており、後に正式発表された本物と一致していた。

今回の画像は、これまで複数の情報源が伝えてきた特徴と多くの点で符合している。

たとえば、Galaxy Z Fold6のエッジが前モデルのように丸みを帯びず、Galaxy S24 Ultraのように角張っているのは、予想レンダリング画像でも確認されていたことだ。折りたたみ軸側の側面も直線的となっており、Galaxy S24シリーズに近づいている。

背面のトリプルカメラ構成も、著名リーカーIce universe氏が公開していた「詳細なデザイン」で見られたもの。カメラレンズの周囲に金属製のレールがあり、何本ものテクスチャー(溝)も追加され、3年ぶりのデザイン更新となる。

また「Galaxy AI」のロゴも確認できるが、これは直近のOne UI 6.1アップデートにより旧機種にもAI機能が提供されているので、言わずもがなのことだろう。

かたやGalaxy Z Flip6は、噂通りカバーディスプレイ(折りたたんだ状態での外側画面)が大型化しているようだ。信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏は、前モデルの3.4インチから3.9インチになると主張していた

この画像では言及されていないが、メインカメラの画素数が前モデルの12MPから50MP、つまり4倍以上に強化されるとの噂も相次いでいる

ほか、バッテリー容量がGalaxy Z Flip5の3700mAhから3790mAhになることも、米FCC(連邦通信委員会)のデータベースから判明している。わずかな差に過ぎないが、今後のサムスン製スマートフォンはバッテリーAIにより、同じ容量でも駆動時間が延びるとの予想もある

Galaxy Z Fold6とGalaxy Z Flip6はどちらも、折りたたみ画面のシワが目立ちにくくなっていると噂されている。両機種ともプロセッサーはSnapdragon 8 Gen 3を採用し、Android 14ベースのOne UI 6.1.1が搭載される可能性が高い。

これら新型折りたたみスマホは、サムスンが7月にフランスのパリで開催すると噂の(同社はパリ五輪のスポンサー企業)「Galaxy Unpacked」イベントにて登場することが有力視されている。ほか、同時に発表が予想されている新製品群は次の通りである。

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