<女子バスケ>日本に敗れた中国のメディア「主力多数不在」、ネット「そこ強調しなくていいから」

女子バスケットボール日本代表が中国代表と親善試合を行い、勝利を収めた。

女子バスケットボール日本代表が中国代表と強化試合を行い、勝利を収めた。

中国遠征中の日本代表(世界ランキング9位)は5日夜、陝西省西安市で中国代表(同2位)との強化試合に臨み、61-58で勝利した。第1クオーターは13-20で中国にリードを許したが、第2クオーター終了時には31-31の同点に追いついた。第3クオーターは45-48と3点リードされたものの、最終第4クオーターで逆転し一時は7点差をつけた。

中国はこれに先立ち世界ランキング3位のオーストラリアと3度の強化試合を行い1勝2敗だった。また、韓旭(ハン・シュー)や李夢(リー・モン)など主力選手数人が負傷離脱しているという。

中国の鄭薇(ジョン・ウェイ)ヘッドコーチは試合後、「われわれにとって強化試合の4試合目で、強度の高い試合が続いているため体力的にも厳しい。今日の試合ではミスが多く、後でビデオを見てしっかりと反省したい。(負傷で)選手が欠けているが、試合を通して良い準備をするという目標に努める」と語った。

この試合について、中国メディアの中国新聞網は「多くの主力が欠場した中国が日本に3点差の惜敗」と報じているが、ネットユーザーからは「負けは負け。わざわざ多くの主力が欠場したと強調するな!」との指摘があり、多くの共感を集めた。

また、「3大球技(サッカー、バスケ、バレー)はどれもダメだな」「女子バレーも女子バスケも日本に負け、サッカーは言わずもがな」との声がある一方、「韓旭がいないのは確かにデカいと思う」「主力が欠場してこれなら上出来だよ」「若手に経験を積ませるのも良いこと」と前向きな見方もあった。(翻訳・編集/北田)

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