イオン、気になる“夏商品”チェック 今夏一押し商品は“ワンピゆかた” 花火大会を“ゆかた”で楽しみ、脱ぐとすぐ“ワンピ”街で遊べる レイクタウン店おすすめコーデは

「着付けいらずで普段使いもできる」とワンピゆかたを紹介するイオンスタイルレイクタウン店の田島さん=3日、越谷市

 総合スーパーの「イオン」「イオンスタイル」を運営するイオンリテール(千葉市)は北海道、東北、九州、沖縄地区を除く235店舗で夏物衣料のオリジナル浴衣や甚平720種類の取り扱いを始めた。

 トレンドカラーは昨年と同じ「くすみ色」。今夏一押しの商品は、ワンピースの上に上衣を羽織るだけのセパレートタイプの「ワンピゆかた」(レディス用1万780円)。素材はポリエステルで洗濯も簡単という。このほか「しわ兵児(へこ)帯」がセットになった定番の「KUSUMIゆかた」にotona(オトナ)シリーズを追加(レディス用1万4080円)。麻混の天然繊維が持つマットな質感に合う筆書き調の柄を採用した。

 埼玉県越谷市のイオンスタイルレイクタウン店でもお薦めのコーディネートをまとったマネキン人形が登場。同店服飾・浴衣担当の田島千穂さんは「花火大会に浴衣で出かけた後、すぐにワンピースとして街に遊びに行ける。かわいい柄やシルエットにもこだわった」とアピールした。

 同社は昨今の気温高や外出機会の増加を踏まえ、和装になじみの少ない若年層をターゲットに前年比20%増の売り上げを見込んでいる。

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