佐々木朗希のMLB挑戦に韓国メディア「日本のファンもこんなに弱いのに行けるのかと否定的」

佐々木朗希

韓国KBOのキアムに所属する金慧成内野手(キム・へソン=25)が今オフのMLB挑戦をにらみ、大谷翔平(ドジャース)が所属する大手エージェント「CAAスポーツ」と契約した。

3年連続で打率3割をマークしている走攻守にすぐれた内野手で、東京五輪、WBCなど国際経験も豊富。ドジャース・ロバーツ監督も3月の韓国遠征で金慧成の守備が目に止まったとされる。球団もシーズン後にポスティングシステムを容認するとしている。

韓国メディアは「大谷の事務所で同じ鍋を食べる」「夢に近づいて大谷のように生まれ変われる」と大きく伝え、「SPOTVニュース」は「ドジャースの二塁手のラックスは打撃不振を免れていない。新たな二塁手を目指すならキム・ヘソンに関心を示すかもしれない」とまで伝えた。

しかし、一方で同じくMLB挑戦が注目されるロッテ・佐々木朗希投手(22)については手厳しい。「過去に進出した日本人投手たちと違ってキャリアを築いていない。プロデビューから一度もフルタイムを走ったことがない。規定投球回到達も10勝もない。最速165キロの怪物投手であることはみなが認めるが、エース級投手としての価値を完全に証明できていない。今季もそうだ。日本のファンもこんなに弱いのにメジャーに行けるのか、と否定的だ」とバッサリだ。

シーズン通してのパフォーマンスの不安は日本でも指摘されているが、韓国メディアの視線もシビアだ。

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