「聞こえる感動を届けたい」 南山田 かなまる補聴器ヒヤリングケアセンター代表 金丸 公治 横浜市都筑区

外資補聴器メーカーに26年勤務。認定補聴器技能者資格を持つ。今年独立、6月6日の「補聴器の日」に川崎市に「かなまる補聴器」をオープン。

代表の金丸公治さんは1998年に大学卒業後、外資補聴器メーカー3社でセールスやマネジメントに26年携わり、全国1000件以上の補聴器取り扱い店を担当。軽度難聴から重度難聴、手術後の患者への対応など補聴器業界で全国トップクラスの実績、経験を持つ。

新人営業マンの頃、補聴器装着に「抵抗」を感じていた女性に、両耳での補聴器を試してもらった際、聞こえが改善したことに感動し、涙を流して感謝された経験から、「補聴器で『感動』を届けたい」の思いで補聴器の仕事を続けてきたという。

進化する補聴器

補聴器は現在、デジタル補聴器から人工知能補聴器へと変化しており、AI(人工知能)による自動調整や音声操作、翻訳機能など、年々進化し続けている。認定補聴器技能者資格を持つ金丸さんは、「聞こえ」のプロフェッショナルとして、「聞こえに不自由を感じている人に、補聴器を通して最高のサウンドとパフォーマンスを提供したい」と意欲的に語る。

実店舗を開店

6月6日には独立後、初めてとなる実店舗を小田急線・新百合ヶ丘駅近くに開店させた。金丸さんは「実際に補聴器を見て、触って、感じてもらい、良さを知ってほしい。いずれは補聴器に抵抗のある人に、メガネと同じように使ってもらえれば」と使命に燃える。

■会社DATA

▽かなまる補聴器ヒヤリングケアセンター▽住所=都筑区南山田2の36の11の2▽【電話】045・298・2969▽【URL】https://www.kanamaruhcc.com/

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