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9月に広島県の福山市立大学の新たな施設として学生が授業などに利用する「小松安弘記念館」の落成式が行われました。
福山市立大学の港町キャンパスの近くに新たに整備されたのは、小松安弘記念館です。6月4日に開かれた落成式には、約100人が出席しました。
この施設は、福山市名誉市民でエフピコの創業者、故・小松安弘さんが生前、「福山の未来を担う人材の育成に」と市に贈った10億円が基となり、総事業費16億円で整備されました。式には妻の啓子さんも訪れました。
式後の参加者らは、2つの棟からなる館内を巡りました。通称「DXラボ」と呼ばれ、産学官の連携拠点でデジタル人材の育成の場や、教育学部の学生が保育の実践的な学習を行う場所などを見学しました。
福山市立大学 佐藤利行 理事長
「ガラスがたくさん使ってあって、非常に開放的なということで、今後はこれをいかに市民と学生がどういうふうに使っていくか、これから考えていかなくてはと思っています」
大学の拠点性がますます高まることが期待されます。