第7回中国(インドネシア)貿易博覧会、両国企業千社近くが参加

第7回中国(インドネシア)貿易博覧会、両国企業千社近くが参加

4日、中国(インドネシア)貿易博覧会を見学する来場者。(ジャカルタ=新華社記者/徐欽)

 【新華社ジャカルタ6月6日】第7回中国(インドネシア)貿易博覧会が4〜7日、インドネシアの首都ジャカルタにある国際展示場ジャカルタ・インターナショナル・エキスポで開催され、両国の企業千社近くが参加している。

 紹介によると、博覧会の4万平方メートルの展示エリアに、工業設備・部品、プラスチック・印刷・包装設備、教育設備、建材・内装、家電、ホームファニシング・ギフト商品、繊維製品・アパレルなどの分野の企業が出展している。今回新たに加わった教育設備分野からは、59社が参加している。

第7回中国(インドネシア)貿易博覧会、両国企業千社近くが参加

4日、中国(インドネシア)貿易博覧会を見学する来場者。(ジャカルタ=新華社記者/徐欽)

 中国国際貿易促進委員会(CCPIT)インドネシア事務所の李豊(り・ほう)副総代表は、インドネシアに進出する中国企業は、採鉱、製錬、通信、デジタル経済、新エネルギーなど多くの分野に関わっており、企業が自社の成長だけでなく、雇用、納税、産業チェーンの整備などの面からインドネシアの経済・社会の発展に寄与していると指摘。「博覧会は両国の企業に良質な連携のプラットフォームを提供し、双方が両国の貿易・投資の潜在力を掘り起こし、より多くの特色ある新分野を見出すのに役立つ」と述べた。

 東南アジア教育大臣機構(SEAMEO)のヤヒヤ・スタリヤ事務局次長は「私は中国で働いた4年間、両国の協力の深化をこの目で見てきた。教育設備分野の新たな出展がインドネシア教育分野の前向きな変革を推進するきっかけになるよう期待している」と語った。

第7回中国(インドネシア)貿易博覧会、両国企業千社近くが参加

4日、中国(インドネシア)貿易博覧会を見学する来場者。(ジャカルタ=新華社記者/徐欽)

 第7回博覧会は、広東省商務庁、山西省商務庁の指導の下、温州市政府が主催し、温州市商務局、会議・展示サービスなどを手がける浙江米奥蘭特国際会展が運営している。

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