[サンクトペテルブルク ６日 ロイター] - ロシア中央銀行のナビウリナ総裁は６日、サンクトペテルブルク国際経済フォーラムで、ロシア経済は西側の制裁にもかかわらず、グローバル経済に組み込まれる必要があると述べた。
ナビウリナ氏はパネル討論会で「制裁にもかかわらず、われわれはグローバル経済に組み込まれる必要がある。そうした準備が整っている国々とともにだ」と発言。独立した決済システムが機能するだけでなく、預金システムの相互接続や、格付け・監査報告・保険契約の相互承認が必要だと述べた。
また、ロシアは金融分野で技術開発をリードする必要があるが、他国のソリューションに頼れない場合、難しいだろうとの認識も示した。
シルアノフ財務相はロシアの金融主権について発言。レシェトニコフ経済発展相は３つの主要課題として、投資の支援、国家技術の開発、労働市場の問題解決を挙げた。
