清原和博氏がヤクルト-西武戦解説 緊張の鈴木健氏には猛ツッコミ「噛んでたやないかい!」

解説者として球場を訪れた清原氏

6日の交流戦ヤクルト―西武戦(神宮)に西武OBの清原和博氏(56)が解説者として来場した。

試合を中継したCS放送フジテレビONEの主音声でヤクルトOBの坂口智隆氏と共に解説を行った。試合前の雑談では「今日はライオンズOBとしてブルーのネクタイをしてきました」と古巣に敬意を払っていた。

副音声を担当した西武、ヤクルト両球団のOB・鈴木健氏とのやりとりでは「偉大な大先輩で目標としていた選手なので今日お会いして感極まって泣きそうです」と少し緊張気味に語った鈴木氏に対して「今噛んでたやないかい!」とすかさず突っ込みを入れる〝瞬発力〟を発揮。その上で「彼がプロに入ってきた時に何て天才打者が入ってきたのかと衝撃を受けた」とフォローしていた。

さらに話が巨人時代の2004年6月4日のヤクルト戦(神宮)で史上31人目の2000安打をこの神宮球場で達成したこと、達成後、一塁を守っていた西武時代の後輩・鈴木氏から花束を受け取ったことを振られ「全然覚えてませんね。もうちょっと違う人に頼めばよかったな(笑い)」とジョークを飛ばし周囲を和ませていた。

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