【阪神】虎党芸人・陣内智則が始球式 交流戦1勝6敗の岡田虎に「後は上がるだけやなと信じてます!」

始球式を行った陣内智則

大の虎党として知られるピン芸人・陣内智則(50)が6日の阪神―楽天戦(甲子園)の始球式を務めた。

この日は、「AKRacingナイター」と銘打たれて開催。虎党からの大歓声を浴びながら、マウンドに上がると、ボールは三塁方向へ逸れたが、ノーバウンドで梅野のミットへ収まった。8年ぶりの聖地のマウンドに、「なんやろ、夢の中にいる感じで、終わってもうたっていう感じですね。いや~、もう3球ぐらい投げたいですね。ええとこ使ってほしいみたいな」と笑顔で振り返った。

始球式前にはナインからも「流れを変えてください」と声をかけられたといい、「坂本選手、糸原選手、原口選手だったり。バッティングピッチャーの谷川さん、皆さん言ってくださるんで。『いや、僕もそのつもりで投げます。その代わり、一生懸命皆さん頑張ってくださいね』っていう感じでした」と明かした。

この日の試合前時点で貯金1でリーグ3位につけているが、交流戦はここまで1勝6敗と苦しんでいる岡田虎。陣内は「クリーンアップもゲラ投手も青柳投手もいなくて。これでもう1回アレしたらこんなかっこいいことはないと思う」と力説し、「僕の中ではシーズンの1番底を見てる感じがする。後は上がるだけやなと信じてます!」とエールを送った。

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